【もしサイコ・第五回】 「あがる自分」という影

過去記事

【第一回】もし接骨院の院長が「人前でのあがり克服」にサイコセラピーのアプローチを学んだら

【第二回】人前であがら「ない」のは難しい 

【第三回】何のために自分を「あがらせる」のか 

【第四回】あがれたらオメデトウ

 

 

 

お前、『スターウォーズ』は好きか。

はい普通に。

エピソードⅤ「帝国の逆襲」はいいな! 物語が同時に進行してるって感じが。

アンタのことだから本筋と関係してるんでしょうが、今回は特にわからねえな。

 

 

 

 

話が遠すぎませんか?

a long time ago in a galaxy far,far away…. だけにね?

別にうまいこと言ってないから。

 

 


澤畑伸一郎

「痛みだけでなく、弱みまで克服する接骨院」上水戸接骨院・整体院院長。佐々木の後輩。パダワンとして修行中。


 

 

ルークがマスター・ヨーダの元でジェダイの修行をするだろ。惑星ダゴバで。

はいはい。

その修行の大きなテーマが「フォースの暗黒面との対決」だな。洞窟のシーンとか。

いわゆる「洞窟の試練」というやつですね。自分のもっとも恐れるものが出現するという。

そうだ。洞窟に入ったルークは恐るべき敵、ダース・ベイダー卿と対峙する。

先輩相変わらずダース・ベイダーを敬称で呼んでるんですね。

ルークは光線剣を抜き放ち、ベイダー卿の首を落とす。だがマスクの下から出てきたのは・・・。

ルーク自身の顔だった。・・・これって真の敵は自分自身とかそういう意味なんでしょうか。

 

 

 

フォースは世界にあまねく満ちる理の力とか説明されてるな。初期の訳が「理力」だったように。

東洋的な天人合一、梵我一如とか、世界と調和する人間の在り様を現わしているのだろう。

そこでフォースの暗黒面だ。

その逆ってことですか。世界と調和していない在り様?

怒りや恐れ、不安や敵愾心。人の真の力を発揮させないもの。

またそういう自分を恥じ、隠し、防衛することに自分のエネルギーを浪費させるもの。

・・・。

怒りや敵愾心は一時的に自分の力を増してくれるかもしれない。

だが世界と調和の取れた、つまりフォースを正しく使うものには結局敵しない。

つまり「洞窟」は怒りと恐れをもって戦えば滅ぶのは自分であると?

分かってきたじゃないか。

 

 

 

ユングという心理学者を知っているか。

カール・グスタフ・ユング。名前ぐらいは。

ユングはフォースの暗黒面のことを「影」と呼んだ。

ほう?

影とは自分のそうあって欲しくない一側面のことだ。認めがたい自分のことだ。

どういうことです?

実は〇〇が怖い、どうしても〇〇がやめられない、〇〇のことを言われないかと気が気でない・・・。

「これさえ無ければもっと自分らしく生きられるのに」というのが影だ。

ダイエットしてるのに焼肉食べ放題に行っちゃう俺のバカ! ってやつですね。

そうだな(バカってところ込み)。

というわけで、いまお前にとってタイムリーな影は「人前であがる自分」だ。

そこにつながる!

自分の一側面を影として抑圧し、残りの側面こそ「自分」という態度がいろいろ問題を起こす。

確かに人前であがる自分は真の自分じゃない感があります。

真も何も、お前しかいないのにな。

このフォースの暗黒面をどうすれば?

まあ少なくとも、

 

 

という自己開示があるので影に気づいているということだ。これは大きな一歩。

次は「ああ俺は“人前であがる自分は嫌だなあ”と思っているな」というメタ認知だ。

すりゃ「影も自分」と統合が起き真の自分に、正しきフォースの導きに従えるのだ。

 

 

 

なるほど! ではその影の統合の具体的方法などを教えてk

澤畑よ、盗人にも三分の理という言葉があるだろう。

はあ、いや早く方法を・・・。

影には影の言い分があるとは思わんか?

影の言いb

だからダメだって言ってるんだ!

それがアンタの暗黒面だよ!

 

(つづく)

 

 

 

まとめ:「こうであって欲しくない自分=影」と「それを抑圧した残りの部分=仮面」。統合するとあなたの真なる自我が誕生する。

 

 

 

 

 

【ちなみに情報】

時代がユングに追いついた感あり。

杉田塾~フロイト、アドラー、ユングから見た交流分析

佐々木 啓

佐々木 啓

・ICNLP認定NLPトレーナー ・ICC認定国際コーチ/同認定国際チームコーチ ・BCBファシリーテータ ・株式会社チーム医療ラーニング 所属 ・北区堀船カンフークラブ 主宰 ■略歴 1974年 東京に生まれる 1993年 師について武術の修業を開始(現 天龍武術会所属) 1998年 (株)チーム医療入社 現在に至るまで膨大な学びの時間を研修会場にて過ごす 2007年 柳生心眼流兵術 表印可取得 2008年 Abe Wagner & Associates認定BCBファシリーテータ資格取得(米国) 2010年 The Santa Fe Institute of NLP and Developmental Psychology認定 NLPトレーナー資格取得(米国) 2011年 ICNLP(International Community of NLP)認定NLPトレーナー資格取得(英国) 2012年 柳生心眼流兵術 中極印可取得 2014年 自ら我が子に実践してきた「心理療法を応用した子供への関わり方」をテーマに個人的に講演を始める 2015年 ICC(International Coaching Community)認定国際コーチ資格取得(英国) 2016年 北区堀船カンフークラブ設立

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