【もしサイコ・第三回】 何のために自分を「あがらせる」のか

おかげさまでやることがはっきりしました。じゃあそろそろ具体的方法を教えてk

だからダメだって言ってるんだ!

また!?

 

 

 

 

肯定表現に言い換えたじゃないですか。「人前であがらず」を「人前で落ち着いて」に。

そうだな。少なくとも目標達成の可能性はぐんと上がった。

だからさ、その確度を上げるためにもうひと手間かけたいと思う。

先輩・・・。

しかもこの業界でもなければ絶対に取らない角度からのアプローチだぞ。

そんなにまで俺のことを。ありがとうございます!

大丈夫だ。俺は天才だからな。

うわらば!

 

 

 


澤畑伸一郎

「痛みだけでなく、弱みまで克服する接骨院」上水戸接骨院・整体院院長。佐々木の後輩。大統領でもぶん殴ってみせるぜ。


 

 

では澤畑よ。お前が人前であがる理由を探っていきたいと思う。

普通の角度のアプローチだな。

つーか先輩、原因の分析とかしないんじゃなかったでしたっけ?

しないよ?

え、だって、

人間心理は超複雑なシステムなもんで、この症状の原因はコレなんて特定は不可能なのよ。

いま理由を探ろうって。

そうだな、じゃあ言い方を変えよう。

 

 

 

お前、何のために自分をあがらせているんだ?

・・・へ?

 

 

 

へ、じゃないよ。メタファーでも何でもない。自分をあがらせる理由は何だ、と訊いているんだ。

あがらせる理由・・・?

大勢の人がいるとか、初めてのことをするとか、そういうことを訊かれてるんでしょうか?

そりゃ理由じゃなくて外部刺激だな。

例えばだな、お前がビールを飲む理由は何だ。

うまいから!

だよな。ビールがあるから、は理由じゃないよな。

それも理由になります!

例えが悪かったか・・・。

 

 

 

まあ俺が言いたいのはこういうことだ。

事実その1:人は自分のメリットになることしかしない。

そうですか? 自分を犠牲にしたり明らかに破滅的なことをしてる人もいるじゃないですか。

暴飲暴食とか、合宿費用を使い込んでバーチャスティックプロを買っちゃうとか。

自己開示はその辺にしておけ。

自己犠牲や破滅的行動で得ているメリットもある、と古典的心理学では考える。

もしかして先輩の言ってるのは心理的なメリットってことですか?

そうだな。信念に殉じた充実感とか自分の思ってたとおりの末路を確認できた満足感とか。

それは寂しい方のメリットですねえ。

でもそっち方面のメリットを得るために無意識に行動してしまう人がいるのは事実だ。

お前の例は単純に快楽を得るためだがな。

 

 

 

事実その2:自分の反応は自分が決める。

まあそうですかね。

試してみよう。今からお前をぶん殴る。どうなるだろうか。

そ、そりゃ抵抗して反撃して粉砕して蹂躙して殲滅して

過剰防衛だ。

殴られそうになったら誰だってそうしますって。

「誰だって」? そんなことはない。その反応はお前が決めたことだ。

それはさすがに極論でしょ~。

極端なのは事例だがな。では「人前であがる」を取り上げよう。

それでお願いします。

お前が人前であがるのは、寝てる間に誰かが「あがるウイルス」を注射したからか?

政治的陰謀チックですね。違うと思います。

誰かがお前の体にある「あがるボタン」を押すと自動的にあがるのか?

違います。まだ義体化もしてないんで。

じゃあやっぱり自分で自分をあがらせているんじゃないか。

まあ原理上はね? なんかかつがれている気もしますが。

 

 

 

ん? ということはつまり・・・?

結論:お前が人前であがることには何らかのメリットがある。

Q.E.D.

連載終わらそうとしてる!? メリットがあるかどうかはともかく困ってるんだってば。

佐々木の真意は奈辺にありや。待て次号!

講義の前日までにはお願いしますよ・・・。

 

(つづく)

 

 

 

まとめ:自分の反応は自分で起こしている。だから自由に変化させられる。

 

 

 

 

 

【ちなみに情報】

「全ての行動には肯定的な意図がある」も

「人はその時できる最善の選択をする」も

効果的にNLPを駆動させるための呪文です。

ICNLP認定 NLPプラクティショナー・トレーニング モジュール1 プラスBCB

佐々木 啓

佐々木 啓

・ICNLP認定NLPトレーナー ・ICC認定国際コーチ/同認定国際チームコーチ ・BCBファシリーテータ ・株式会社チーム医療ラーニング 所属 ・北区堀船カンフークラブ 主宰 ■略歴 1974年 東京に生まれる 1993年 師について武術の修業を開始(現 天龍武術会所属) 1998年 (株)チーム医療入社 現在に至るまで膨大な学びの時間を研修会場にて過ごす 2007年 柳生心眼流兵術 表印可取得 2008年 Abe Wagner & Associates認定BCBファシリーテータ資格取得(米国) 2010年 The Santa Fe Institute of NLP and Developmental Psychology認定 NLPトレーナー資格取得(米国) 2011年 ICNLP(International Community of NLP)認定NLPトレーナー資格取得(英国) 2012年 柳生心眼流兵術 中極印可取得 2014年 自ら我が子に実践してきた「心理療法を応用した子供への関わり方」をテーマに個人的に講演を始める 2015年 ICC(International Coaching Community)認定国際コーチ資格取得(英国) 2016年 北区堀船カンフークラブ設立

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