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杉田塾特典

杉田塾とは?

ご講演中の杉田先生

ご講演中の杉田先生


日本における交流分析の普及・発展に尽力された国谷誠朗先生は、交流分析を「自我心理学派の精神分析から出発し、行動療法的、システム論的発想と、人間と人間との実存的な出会いを尊重する哲学を基礎にして展開された集団療法」と定義されました。

しかし、交流分析はその学びやすさから、ポップサイコロジーのレッテルを貼られがちで、「I am OK.You are OK」であれば良いという単純な理解のもとに広まっていってしまったきらいがあります。

そのような風潮に反し、私どもは杉田峰康先生の指導のもと、実際の治療場面に堪えうる心理療法としての「交流分析」を学習していただくためのシステムを立ち上げました。それが『杉田塾』です。

杉田塾の目標

杉田塾は、統合的心理療法としての交流分析を学ぶことを目標とし、以下の内容について学びます。

  • 1.

    交流分析の基礎になっているPAC、ラケット感情、ゲーム、禁止令、対抗禁止令、脚本分析の母型などの理論をもう一度しっかりと復習します。

  • 2.

    精神分析の「自我心理学」から「自己心理学」への変遷と、乳幼児期の心の発達に関する理論の主なものを紹介し、新たな交流分析のアプローチの中核となる「転移」について学びます。
  • 3.

    自律的交流分析でよく用いられるゲーム分析、再決断療法、ゲシュタルト療法の理論と実際(特に「空椅子の技法」)を紹介します。
  • 4.

    関係性交流分析の発達の発端となった「ベアトリスの症例」を二回に渡って取り上げ、乳幼児期のアタッチメント不全と「自己の病」との関連を考え、関係性交流分析の学習の動機づけとします。
  • 5.

    自己の病の中核となる「Cの混乱」の理解に欠かせないC2の二次構造分析の勉強を開始します。同時にその「Cの混乱」と深く関係する投影、分裂、情動調律などの概念を学びます。さらに関係性交流分析のアプローチの中心であるスターンによる「自己感」の概念を紹介します。

あなたのご参加をお待ちします ~杉田先生からのメッセージ

杉田先生背景今日、交流分析はこれまでの自律的交流分析に加えて、関係性交流分析へと発展しております。皆さんもハーガデンとシルズのブルーの本、『交流分析:心理療法に於ける関係性の視点』(日本評論社刊)を手に取られ、その内容に戸惑われたのではないでしょうか?

この新しい展開は、交流分析の基礎とされる伝統的な精神分析が、最近の乳幼児精神医学の知見を臨床に還元し、理論と方法を「自我」から「自己」へと大転回をはかったことと関連しています。私はこの変化に対応できるために交流分析の理論と技法を学び直し、また同時に自我心理学・自己心理学の基礎を身につけるために勉強会が欲しいと願っておりました。

幸いなことに、チーム医療の梅本社長のご理解と協力により、2009年から何回かの講義の機会をもうけていただきました。その後、いろいろな都合でこうしたセミナーに参加できない方々のために、各テーマのエッセンスを30分前後の動画にまとめたものを配信し、ご一緒に広く交流分析とその周辺の心理学について学ぶことを考えました。これが「杉田塾」の始まりで、今はみなさんによろこんでいただいております。

杉田塾の“生徒さん”からは「今までよく分からなかったことが、これではっきり理解できた」、「同じ講義を短い時間で何回もきけるのがよい、次の月の動画を見るのを楽しみにしている」などの反応をいただいております。また、ときどき質問が寄せられこともあり、私も自分の講義をフィードバックすることにより、不明確な箇所や足りない部分を補うこともできるので感謝しております。

今回はこの企画を初めて知った方々に、本年初頭から再開している第1シリーズへのご参加をおすすめいたします。「杉田塾」でともに学びましょう。あなたのご参加をお待ちします。

杉田塾塾長 杉田峰康

交流分析を学ぶすべての方が「杉田塾」を利用すべきです! ~担当佐々木からのメッセージ

『杉田塾』担当の佐々木です。
私が企画から携わった『杉田塾』も早7年目に突入です。いまカウントしてみたのですが、いままでにのべ500人の方にご利用いただきました。
ですが、私に言わせればまだまだ少ない! 交流分析を学ぶと志を立てたすべての方が『杉田塾』を利用すべきです!
とキッパリと断言できるくらい『杉田塾』に携わってよかったことを、私佐々木がお話ししたいと思います。

■よかったこと その1:「本当に深く学べる」

あたりまえでバカみたいな感想かもしれませんが、まあ聞いてください。
この3年間というもの、杉田先生の上級編とも言うべき交流分析の講習会を運営・撮影し、それを何度も見直しながら『杉田塾』のために編集。その動画を塾生に公開する前にまた見直して……、という作業の連続。
要するに、杉田先生の講座を何度も何度も受講しているようなものでした。
そしてある時、「あ、杉田先生の言っていることが分かる」という瞬間がやって来たのです。
「転移の扱い方が、二次構造分析が、主観的自己感が、対象関係理論が、情動調律が分かる!」
チーム医療の社員として、通り一遍の交流分析は理解していました。が、この『杉田塾』の仕事を通して、「いま交流分析に何が起こっているのか」という視点を得て、今まで以上に「交流分析ってすげえなあ」の感があります。


『杉田塾』は月に一回動画を公開。1月から12月までの12動画で、実際の治療場面に堪えうる心理療法としての「交流分析」を学んでいただきます。
しかもその動画は1年間見放題
さらに、年度終わりには12動画すべてを収録した3枚組のDVDをお届け!
つまり、私と同じ「杉田先生の講座を何度も何度も受講」して、本当に深く学ぶことができます。

■よかったこと その2:「実生活に役立つ」

これは子育て真っ最中である私の特殊なケースかもしれませんが。
『杉田塾』で取り扱うテーマのひとつ「乳幼児発達心理学」。この「乳幼児発達心理学」が子育てをする上で本当に役立ちました。
それも「~~すると良い」などという巷にあふれるテクニカルなものではなく、親としての在り方、子どもの見守り方に大きな影響を及ぼされました。
例えば、
子どもは自分にとって「世界はやさしくて安全な場所」だと実感できた時、はじめて自分の足で踏み出せる。だから甘やかして甘やかして、ストロークをたっぷり与えよう!
赤ちゃんにとってお母さんは特に大事な存在。大事な存在だからこそ、そうでない人に恥ずかしがったり恐怖をおぼえたりする。だから人見知りは自然な反応。むしろ人見知りがないということは、自分にとって大事な人がいない(他人と差がない)ということだから問題だ。
などなど。
妻も私の話を興味を持って聴いてくれました。実例から導き出された理論どおりの時期に、理論通りの行動をとる我が子を見ながら、学習内容を再確認する楽しさがありました。


交流分析は「自我心理学」から「自己心理学」へ大きく方向転換しています。治療のアプローチも、「Aの汚染解除」から「Cの混乱解除」に向かっています。
『杉田塾』はその流れの先にある「関係性交流分析」も当然押さえて、乳幼児心理学や「Cの混乱」の理解に欠かせない二次構造分析も扱います。
それらの考え方は交流分析を超えて、あらゆる心理療法に横断的に活用していただけると思います。

もしあなたが、
「FCは自由な子どもですよ~。わーい」
「OK、OK、みーんなOK」
が交流分析だと思っているのなら大きな間違い。
『杉田塾』であなたを待っているのは本当の「交流分析」です。
『杉田塾』であなたとご一緒出来るのを楽しみにしています。

杉田塾の学習方法

【1】毎月インターネットで動画を公開します

過去に開催した「統合的アプローチによる新しいTA」の内容を収録、再編集した動画を、毎月インターネットで公開します。

視聴期間は2017年の一年間です。いつ入塾されても2017年に公開される動画はすべて視聴することができます。時間に縛られることなく、あなたのペース、スタイルで学習して下さい。

【講座のテーマ】 ※毎月15日前後に公開

【1月】精神分析と交流分析 ~自我状態と転移~(42分)

交流分析は統合的心理療法として新たな展開を見せています。第一回目は精神分析と交流分析、自我状態と転移の2つのテーマを取り上げます。

【2月】再決断療法(30分)

再決断療法は、交流分析の代表的な手法の一つであり、空いすを使って「あの時」「あそこ」で起きた出来事を今ここでのAによって修正する方法です。

【3月】自我心理学から自己心理学へ(44分)

最近は性格形成に基礎ができていない人々が増えつつあります。
その結果、今日の心理療法の流れは自我心理学から自己心理学へと移行しています。

【4月】ゲシュタルト療法(44分)

ゲシュタルト療法はものごとをトータル、あるいは多角的に見ていきます。
そして、ゲシュタルト療法が重視する気づきは、行動に新しい可能性を開いてくれます。

【5月】自己心理学と二次構造分析(42分)

最近増加している様々な悲惨な問題行動は0歳から3歳までも乳幼児心理が深く関係しています。
今回は二次構造分析、つまりCの発達のプロセスを紹介します。

【6月】スターンと自己感(38分)

今回は実際の母子関係の観察に基づいて、自己感(すなわち自分という意識)を詳しく研究したスターンの考えをご紹介します。

【7月】自己感と二次構造分析/投影と分裂(42分)

スターンの「四つの自己感」をTAの二次構造分析との関連で説明し、母子のコミュニケーションを通して自己感の発達のプロセスを具体的に考えてみたいと思います。

【8月】復習:ベアトリスの症例~アタッチメント(39分)

ベアトリスの症例は、アタッチメントの回復を目指した再養育的なアプローチの必要性を認識させる「自己の病」の症例です。

【9月】Cの発達を理解する(34分)

今までのTAではAの汚染を扱うことが主なテーマでしたが、現在は「自己の病」、Cの混乱へのアプローチが課題になってきました。

【10月】禁止令とは(36分)

禁止令とは親または養育者の病的なCから、生活態度そのものを通してわが子のCに発信された非建設的な、ときには破壊的なメッセージを言います。

【11月】共感的交流の練習(42分)

今回はこれまで学んできた理論を応用して、心の健康を取り戻す方法を学びます。
「頭の私」と「身体の私」の間の相互交流、共感的交流のプロセスをご自分に当てはめてみてください。

【12月】ゲームにおける共感的交流の回復(45分)

日常的な例を通して交流の裏でゲームを操っている本音の心を、「居ないことにされた私」と呼んで切替えという役割交代のカラクリを考察します。

杉田塾DVD

杉田塾DVD


【2】動画をDVDにしてお送りします。

1年間の講座終了後、全公開動画を3枚のDVDに収録してお送りします。
講座終了後も、杉田先生の講義を繰り返し学んでください。

杉田塾に関するQ&A

  • Q:動画はどのようにして見るのでしょうか?

    →A:WEBページのストリーミング配信でご覧いただきます。

    お申込みいただいた方には「動画視聴WEBページ」のURLと、ログインのためのID・パスワードをお知らせします。
    「動画視聴WEBページ」はいつでもログイン可能です。
    都合のいい時間に、いつでも動画を視聴することができます。

  • Q:スマートフォンでも見られますか?

    →A:はい、見られます。

    スマートフォンでの視聴に対応しています。
    移動中や出先のスキマ時間など、『杉田塾』を持ち歩いてご活用ください。

  • Q:入塾前に公開された動画は視聴できるのでしょうか?

    →A:視聴できます。

    『杉田塾』動画の視聴期間は2017年の一年間です。
    いつ入塾されても2017年に公開される動画は過去にさかのぼってすべて視聴することができます。

  • Q:テキストはありますか?

    →A:PDFでご用意しています。

    杉田先生が講義で使っているテキストはPDFデータで公開します。
    ダウンロードやプリントアウトしてご利用ください。

  • Q:動画を見逃してしまったらどうなりますか?

    →A:DVDで引き続き学習してください。

    2017年の視聴期間終了後、全動画を収録した3枚組DVDをお送りします。
    動画の見逃しはありません。
    杉田先生の講義をお手元に置いて、繰り返し学んでください。

  • Q:2017年の内容を学習したら続きはありますか?

    →A:継続学習の方には別テーマをご用意しています。

    継続学習を希望される方には、「甘えとTA」「自己の病の症例検討」「家族療法を交流分析の視点でとらえる」などなど、別テーマをご用意しています。

  • Q:ここに載っている事の他に訊きたいことがあるのですが…。

    →A:もちろん個別にお答えいたします。

    私佐々木宛てにお問い合わせ内容をお送り下さい。→ sasaki@iryo.co.jp

セミナー概要

講師

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杉田 峰康(すぎた みねやす)

1960年米国コンコルディア大学卒(心理学、ケースワーク)。
1962年イリノイ大学大学院修了。帰国後、九州大学医学部心療内科助手、講師を経て、活水女子大学教授、福岡県立大学教授、同大学院教授(臨床心理学)を歴任。
2014年日本交流分析学会理事長を退任。
現在、福岡県立大学名誉教授。
日本交流分析学会名誉理事長。

著書に『医師・ナースのための臨床交流分析入門』(医歯薬出版)、
『こじれる人間関係』(創元社)、『交流分析シリーズ』(チーム医療)など多数。

お申込みについて

年会費

2017年1月より12月までの1年間

28,080円 (税込)

  • ※会費にはDVD費用が含まれています。
  • ※期間中はいつでも入塾できます。入塾以前に配信された動画ももちろん視聴できます。

メンタルヘルス協会 会員

25,920円 (税込)

¥25,920¥28,080 (税込)

解除

TAについて学習したセミナー・書籍・ビデオなどをご記入ください

心理分野の学会にご所属の方は、名称をお書き下さい