帰省 ~2017・夏~

ラカンマキのお世話係・中村です。

8月の一大イベント、それは帰省!

都会育ちの方には関係ないのかもしれませんが、地方に実家がある私にとっては、楽しみでもあり、気が重いものでもあります。

一人っ子の私は、連休の度にほぼ毎回実家に帰省しています。
それは、兄弟がいないが故の義務感、そして、もしかしたら次回の連休までの間に不慮の出来事が起こったら、もう二度と会話できなくなるかもしれない。
起きていないことに対して、どうしても不安を抱いてしまう性格なのです。
更にここ数年は、認知症の祖母の介護の手助けをしなければという新たな使命感も加わりました。

そんな感じで、私なりに家族のことは気にかけているのですが、帰省すると、いつも、両親は私を見ては溜息ばかりつくのです。
私が子供の頃から、少しでも心配事があると溜息をつき「よわったなぁ」と呟くのです。

地元長野の冠着山(姨捨山)より。超豪華観光列車も景色目当てにやってきます

「⚪︎⚪︎ちゃん、結婚したんだって!」
「近所の⚪︎⚪︎さんちにひ孫が生まれたんだって!」
「はぁ・・・
で、あんたどうなの?いい人いないの?よわったなぁ・・・」

帰省あるあるですよね~。

いっつもこう(笑)

ほっとけ(-_-) と心の中では思うものの、親の気持ち、そして年齢を慮ると、やめてと声に出す気持ちになれず・・・。

―7月はじめに、久々のゲシュタルト療法セミナー運営に携わる中で、自分を苦しめるあらゆる出来事について向き合う機会がありました。
セミナー終了後の夜は、子供の頃の私に戻り、泣きまくっていたような気がします。

・・・で、それと帰省との関係は?
というと・・・

休み前、相変わらず母に電話越しに溜息をつかれた時、ふと、その溜息が心の重りのひとつであることに気づきました。
あの日、自分の気持ちと向き合う機会を持ったから気づけたのでしょう。

棄老伝説、そしてセミの抜け殻。The輪廻転生

その瞬間、思わず声を上げました。

「その溜息やめて。溜息つくなら帰省しないよ。」

母は明らかに戸惑っていました。

「だって・・・心配なんだもん。」

電話の向こうの、しょぼーん顔の母が思い浮かび、娘としてちょっと罪悪感を覚えました。
心配してくれることもありがたいことだよなぁ。
結局、私は新幹線の切符を取りました。

溜息をやめさせることは無理でも、嫌なことを伝えられただけ、少し楽な気持ちで母に会うことができた気がします。

【写真について】
草木や生き物たちの生命力を感じる夏。
田舎はとてもエネルギッシュなんです。
撮影場所は↓ここ↓です。360°見渡してみてください。
こんな場所にまでストリートビューのカメラが入っているなんて!

WEB担当 中村

WEB担当 中村

チーム医療ラーニングWEB担当/ラカンマキのお世話係/普段は社内での業務が中心ですが、セミナー当日の運営に携わる機会もあります。

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